こんにちは!
今回は、大人気作『進撃の巨人』のスピンオフ作品、『悔いなき選択』の名言を紹介します。
リヴァイとエルヴィンの出会いを描くストーリーになっており、アニメと漫画では印象が違ってみえる作品です。
ここでは、リヴァイ&エルヴィンの、名言と名シーンを紹介しながら、わたしが個人的に感じた、アニメと漫画の違いを深掘りしていきたいと思います。
※ネタバレあり
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- 悔いなき選択とは
- アニメ×漫画『悔いなき選択』エルヴィン&リヴァイの名言集!
- 「ここにいるなら、立体機動より先に掃除を覚えろ」 (リヴァイ)
- 「ファーラン、イザベル、いくぞ!」 (リヴァイ)
- 「リヴァイ、私と取引しないか?」 (エルヴィン)
- 「好きな方を選ぶがいい」 (エルヴィン)
- 「いいだろう。調査兵団に入ってやる」 (リヴァイ)
- 「この先必ずや兵団の変革の一翼を担ってくれるはずだ」 (エルヴィン)
- たとえどんな卑劣な手段を用いようとも、巨人から世界を取り戻す努力を放棄してはならないのです! (エルヴィン)
- 「要は巨人のうなじが削げりゃいいんだろうが。俺は好きにさせてもらう」 (リヴァイ)
- 「ああ、悪くねぇ」 (リヴァイ)
- 「やはり その翼は本物か――リヴァイ」 (エルヴィン)
- 「3人で行けば、残された班が手薄になる。一人で行けば、また合流出来る保証はない。どっちだ――選べ」 (リヴァイ)
- 「俺一人で行く」 (リヴァイ)
- 「俺なら一人でやれる‼俺を信じろ‼俺は――お前らを…」 (リヴァイ)
- 「生存者はお前だけか?無様だな」 (エルヴィン)
- 「よせ、後悔はするな。後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして決断を他人に委ねようとするだろう。結果など誰にもわからないんだ。一つの決断は次の決断のための材料にして初めて意味を持つ」 (エルヴィン)
- 「私の部下を、お前の仲間をころしたのは誰だ?私か?お前か?共に私を襲いに来ていれば二人は死なずに済んだと思うか?違う!巨人だ‼巨人はどこから来た?何のために存在している?なぜ人間を食う?分からない。我々は無知だ。周りを見ろ。どこまで走っても壁のないこの広大な空間に我々の絶望を照らす何かがあるかもしれない。私たちは壁の外へ出るのを諦めない。調査兵団で戦えリヴァイ‼お前の能力は人類にとって必要だ‼」(エルヴィン)
- 「俺には分からない、ずっとそうだ。自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった…」
- 『悔いなき選択』アニメ版と漫画版の違い
- リヴァイが見始めた「壁の向こう」
- まとめ
悔いなき選択とは
『進撃の巨人 悔いなき選択』は、リヴァイを主人公とした「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。
女性向け漫画雑誌『ARIA』(講談社)で連載、進撃の巨人OADとして前後編でアニメ化されました。
“王都のゴロツキ” リヴァイと、調査兵団分隊長エルヴィンとの出会いが描かれています。
リヴァイが兵士になる前の地下街での過去と、いかにして「人類最強」へと歩みを進めたのかが語られています。
リヴァイの人生観や信念を象徴するエピソードとして多くのファンに愛されています。
『悔いなき選択』:過去のエルヴィンとのエピソード
『悔いなき選択』は、リヴァイが調査兵団に入団するきっかけとなったエルヴィン団長との出会いと、彼の人生を大きく変えた選択を描いたエピソードです。
仲間を失う痛み、取り返しのつかない選択、そして「もし別の道を選んでいたら」という後悔。
そのすべてを背負ったうえで、リヴァイはそれでも「どんな結果になろうと、自分で選んだ道なら悔やまない」という生き方を選びます。

仲間たちとの別れは、リヴァイにとって深い傷になりましたが、エルヴィンの言葉で前を向くようになりました。
だからこそ、物語で語られるエルヴィンとリヴァイの名言は、どれも重く感じるんですね。
冷静で、そしてどこか切実なのが、胸に響きます。
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アニメ×漫画『悔いなき選択』エルヴィン&リヴァイの名言集!
『悔いなき選択』で語られた過去はリヴァイとエルヴィンの関係を語るのに重要です。
エルヴィンの言葉や行動が、リヴァイの人生観に大きな影響を与えました。
『自由』『選択』『後悔しない生き方』…進撃の巨人そのものを貫くテーマが描かれています。
ここでは、エルヴィン&リヴァイの印象深っかった名言、名シーンを紹介します。
- 漫画版=進撃の巨人『悔いなき選択』1巻・2巻
- アニメ版=進撃の巨人OAD
「ここにいるなら、立体機動より先に掃除を覚えろ」 (リヴァイ)
アニメ版のみのセリフです。
リヴァイにとって「掃除」は、ただの家事ではなく「生きるための秩序」を守る行為です。
地下街という不衛生の中で、清潔さを生きる術として培われてきました。

冷静でぶっきらぼうに言うところが、またいい味出してます。
リヴァイの言葉の奥には、「仲間にはちゃんと生きてほしい」「安全で清潔な場所で生き延びてほしい」そんな不器用な優しさが感じられました。
「厳しさの中にある思いやり」が、彼の魅力だと思います。
アニメでは、ここでリヴァイの ”窓バーンと開けて三角巾姿” が見られますよ。
※漫画では入団後に、窓バーン三角巾、日光ピカーンのシーンあります!

「ファーラン、イザベル、いくぞ!」 (リヴァイ)
憲兵団に追われている状況にもかかわらず、その声には焦りよりも、どこか余裕があります。

そばにファーランとイザベルがいるという絶対的な信頼があるからですね。
細かい指示も、説明もいらない。
「いくぞ」の一言で、全員が同じ方向へ動ける関係性が、自然に伝わってきます。
この場面のリヴァイは、まだ “人類最強” ではなく、ただ仲間と共に地下街を生き抜く一人の青年です。
この逃走が彼らにとっては日常でした。

だからこそ、この何気ない一言は胸に残りますね。
当たり前だった時間と、当たり前に並んでいた仲間。
『悔いなき選択』を知ったあとに聞くと、この余裕が、切ないほど眩しく映る名言です。
「リヴァイ、私と取引しないか?」 (エルヴィン)
エルヴィンのこの言葉は、命令ではなく、リヴァイに差し出された「対等な条件」でした。
奪うしか知らなかったリヴァイにとって、初めて与えられた「選択の機会」でもあったのです。

この瞬間から、二人の関係が静かに動き出すと思うと胸が熱くなります。
「取引」と言いつつ、本当は「信頼の始まり」の言葉だったのかもしれませんね。
エルヴィンが、捕まって膝をついているリヴァイと目線を合わせるために、汚い水に膝をつくところにも感動しました。

「好きな方を選ぶがいい」 (エルヴィン)
エルヴィンの厳しさと決断が表れています。

冷たく聞こえますが、どうしてもリヴァイが必要で、エルヴィンも必死だったのかなと思います。
この瞬間、リヴァイは初めて「選べ」と言われたのかもしれませんね。
「いいだろう。調査兵団に入ってやる」 (リヴァイ)
この一言は、リヴァイの生き方を大きく変えた “選択の証” です。
エルヴィンの多少強引なところもありましたが、自分で道を選んだ瞬間です。

「入ってやる」という少し挑戦的な言葉には、彼の誇りや反抗心が混ざっていると思います。
短いけど、リヴァイの人間らしさと強さが詰まった言葉ですね。
どこか不器用で、でも確かに誇りが高い。
これが、リヴァイという ”人類最強の男” の「始まり」の言葉だと思いました。
「この先必ずや兵団の変革の一翼を担ってくれるはずだ」 (エルヴィン)
フランゴが「犯罪者を受け入れるのか」と強く反対する中で、エルヴィンは感情的にならずに、リヴァイたちを「兵団の未来を変える存在」として冷静に見ていました。

この時点で、すでにエルヴィンは「リヴァイがどう変化するのか」を確信しているのだと思いました。
リーダーとしての冷静さと理想を両立させる姿勢が、本当にかっこいい。
この瞬間から、兵団は「変わる」運命にあったのかも。

たとえどんな卑劣な手段を用いようとも、巨人から世界を取り戻す努力を放棄してはならないのです! (エルヴィン)
エルヴィンは、巨人と実際に戦う中で、人類がかなり危うい状況にあることを痛感します。
どんな理念や権力も、巨人の前では無力だからこそ、手段を選ばずにでも戦い抜く覚悟を持たなければいけないと言いました。

エルヴィンの、理想を持ちながらも現実を直視する、冷静さと強さに胸が熱くなります。
誰かが泥をかぶらなければ前に進めない。
エルヴィンはその役割を自分が背負っているんですよね。
「要は巨人のうなじが削げりゃいいんだろうが。俺は好きにさせてもらう」 (リヴァイ)
正式訓練を受けていない彼が、独自の戦い方を貫くと言ったシーン。
「結果がすべて」という考えは、地下で生き抜いてきた彼の人生哲学そのものです。
形やルールに縛られる世界で、リヴァイは「自分のやり方で勝つ」ことが最優先だと示しています。

リヴァイの現実主義と自信が表れていると思います。
無鉄砲なようで、実は冷静で理性的なんですよね。
上官に楯突きながらも結果で示すことが、リヴァイの信念であり、カッコよさだと思います。
「ああ、悪くねぇ」 (リヴァイ)
地下街で生きてきたリヴァイにとって、壁の外の空は未知そのものでした。
いつも通りぶっきらぼうに、けれど確かな実感を込めて語った「悪くねぇ」。

初めて触れた「自由」を、リヴァイなりに受け止めた瞬間の言葉なんだと感じました。
派手な感動の言葉じゃないのに、胸に強く残る一言ですね。
この「悪くねぇ」が、後にすべてを背負うリヴァイの原点だと思うと、切なくなります。

「やはり その翼は本物か――リヴァイ」 (エルヴィン)
漫画版のみのセリフです。
地下街出身という異質な存在だったリヴァイが、確かに “調査兵団の翼” として戦っている姿を見て、彼の力が本物であること、そして人類の希望になり得ることを確信した表情でした。

嬉しそうな眼差しは、期待の表れだと感じました。
静かな期待を込めたこの視線が、後の二人の関係の始まりだったと思うと、胸が熱くなります。
この一言には、評価・期待・安堵がすべて込められていると思いました。
エルヴィンは最初からリヴァイを「道具」ではなく「仲間」として見ていたのだと分かりますね。
アニメでは同じ場面で、「確かに初陣にしてはいい動きだったが、ガスを使いすぎだ、壁外では特に注意しろ。
無駄な動きが多い、何か迷いがあるのではないのか」と、無表情で冷静な評価を下しています。
結果だけを見て判断するような言い方で、どこか冷たくも感じられる演出でした。

初めて見た時は冷たく、突き放した印象を受けましたね。
アニメでは「厳しい現実と選択」を、表現したかったのかもしれません。
エルヴィンという人物の見え方も変わってくると思いました。
「3人で行けば、残された班が手薄になる。一人で行けば、また合流出来る保証はない。どっちだ――選べ」 (リヴァイ)
漫画版のみのセリフです。
仲間と行けば守りが薄くなり、単独で行けば生きて戻れる保証はない。
どちらを選んでも犠牲の可能性がある中で、リヴァイはどちらが正しい判断か迷います。

リヴァイの中にある「理性と情の狭間」が痛いほど伝わってきますね。
仲間を守りたい気持ちと、状況を読む冷静な判断がぶつかって。
「悔いなき選択」というタイトルを象徴する場面だと思います。
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「俺一人で行く」 (リヴァイ)
ただでさえ壁外は危険なのに、嵐になってしまい、いつ巨人が現れるかわからない状況でした。
アニメでは “仲間を信じた結果の選択” として描かれ、三人で決めた道の延長にある言葉でした。
一方漫画では、巨人との戦闘経験を経た上で「自分一人が行くべきだ」と判断し、すべてを背負う選択として描かれています。
どちらも共通しているのは、リヴァイが “選ぶ側” に立った瞬間です。

この言葉には、「仲間を危険にさらしたくない」というリヴァイなりの優しさと責任が込められていると思います。
この一言が、後の「悔いなき選択」へとつながっていくと思うと胸が痛いです。
リヴァイの強さは、いつも誰かを守ろうとする孤独な決断から生まれていると感じました。
「俺なら一人でやれる‼俺を信じろ‼俺は――お前らを…」 (リヴァイ)
漫画版のみのセリフです。
「俺なら一人でやれる」というのは、自信からではなく「仲間を守るための覚悟」の言葉です。
この言葉には、リヴァイの「守りたい気持ち」と「リーダーとしての判断」が交錯しています。
ファーランとイザベルは納得していないけど、自分たちのことを考えてくれてるのが伝わって、言葉を飲み込みました。

このシーンは、リヴァイの気持ちが最も溢れるシーンの一つで、本当に痛ましいほど人間的でした。
リヴァイの不器用な優しさに胸が締めつけられます。
冷静なリヴァイが声を荒らげるのは、仲間を想っていた証。
リヴァイという人間の「心の叫び」だと思います。
アニメ版では、単独行動を口にした場面は壁外調査前で、ここまで感情的ではなく、ファーランとイザベルが「3人で行こう!」と話し合いが行われました。
2人の説得に「わかった…信じよう」と三人で決めた道を選択します。
嵐の中、リヴァイは冷静に「3人同時に離脱するのは不自然だ、俺が行く」と2人も納得した上での単独行動でした。

このシーンも「悔いなき選択」というタイトルを象徴する場面だと思います。

「生存者はお前だけか?無様だな」 (エルヴィン)
アニメ版のみのセリフです。
『悔いなき選択』の中でも特に重い一言で、エルヴィンの冷徹な現実主義が現れています。

冷たくて無慈悲に聞こえますね。
初めて聞いた時、思わず息をむほどの冷たさを感じました。
でも見返すたびに、突き放したのではなく、「受け入れ」だったように感じられました。
エルヴィンはリヴァイの心を折らずに導くために、やや冷酷な現実を見せたのではないでしょうか。
そこに込められた厳しさと優しさが見えてきますね。
「よせ、後悔はするな。後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして決断を他人に委ねようとするだろう。結果など誰にもわからないんだ。一つの決断は次の決断のための材料にして初めて意味を持つ」 (エルヴィン)
アニメ版のみのセリフです。
エルヴィンは、リヴァイに「後悔するな」と言います。
過去を悔やむことは誰にでもあるけど、それでは次に進めなくなる。
どんな結果でも、次の一歩のために使うべきだという「エルヴィンの生き方」が詰まった言葉です。
エルヴィンの言う決断とは、「成果のため」ではなく「未来を繋ぐため」のものです。

誰も正しい結果はわかりません。
この言葉を聞いて、失敗や悲しみから立ち上がる勇気をもらいました。
エルヴィンの強さは、感情を押しころした冷たさではなく、「前を向き続ける責任」の強さなんだと思いました。
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「私の部下を、お前の仲間をころしたのは誰だ?私か?お前か?共に私を襲いに来ていれば二人は死なずに済んだと思うか?違う!巨人だ‼巨人はどこから来た?何のために存在している?なぜ人間を食う?分からない。我々は無知だ。周りを見ろ。どこまで走っても壁のないこの広大な空間に我々の絶望を照らす何かがあるかもしれない。私たちは壁の外へ出るのを諦めない。調査兵団で戦えリヴァイ‼お前の能力は人類にとって必要だ‼」(エルヴィン)
漫画版のみのセリフです。
漫画版のエルヴィンは、アニメよりもはるかに熱く、人間的です。
リヴァイは「俺のおごりが…俺のクソみてぇなプライドが…」と自分のせいだと思っていました。
しかしエルヴィンは「誰が悪いか」を問うのではなく、リヴァイの「怒りと罪悪感」を受け入れて、戦う意味をもう一度見せようとしています。

エルヴィンの「理想」と「現実」の両方が詰まっていると思います。
リヴァイの心をつかむのは、叱責でも慰めでもなく、「共に戦おう」という信頼の言葉です。
この瞬間、エルヴィンはリヴァイの上官から、「志を共有する仲間」になったように感じます。
「これからも生きて戦え」と背中を押し出してくれるその姿に、リーダーとしての強さと優しさの両方を感じました。
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「俺には分からない、ずっとそうだ。自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった…」
仲間を信じ、自分の判断を信じて選んだ道。
それでも待っていたのは、取り返しのつかない別れでした。

信じなかったから失ったのではなく、信じたからこそ失った可能性すらあるという残酷さが、この一言に詰まっていると思いました。
何を選んでも後悔は残る。
それでも選び、その選択に責任を持つしかない。
この覚悟が、後のエレンへの「悔いが残らない方を選べ」という言葉へとつながっていくのだと思います。
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『悔いなき選択』アニメ版と漫画版の違い
『悔いなき選択』は、アニメと漫画で同じ出来事を描いていながら、物語が伝えようとしている“核心”に、少し違いがあります。
ここでは、アニメと漫画の違いを、エルヴィンとリヴァイの名言と名シーンの中から、わたしが個人的に感じた4つの視点から深堀りしていきます。
アニメ版と漫画版の表現の違い
アニメ版は「選択の側面を強調」しています。
誰を信じ、どこへ進み、何を選んだのか。
その一瞬の決断が、どれほど残酷な結果を生むのかを、テンポと演出で突きつけてきます。
一方、漫画版が描くのは「自由」と「視点の変化」をより丁寧に描いています。
リヴァイが何を選んだかではなく、何を見て、どこを向くようになったのかが丁寧に語られています。

両方のテーマは共通して「選択と自由」ですが、重きを置くタイミングと描き方が異なると感じました。
ファーランとイザベルの犠牲に繋がる「選択」の違い
ファーランとイザベルの犠牲に対する、リヴァイの受け止め方に違いがあります。
アニメ版では、壁外へ出ることを止めようとするリヴァイに対し、ファーランとイザベルは「信じてほしい」「三人で行こう」と訴えます。
リヴァイは、仲間を信じるという選択をし、その結果として二人を失います。
一方漫画版のリヴァイは、自分が一人でエルヴィンを始末しに行く選択をした結果、二人を失ってしまったと、自分自身を強く責めています。
「自分が一人で行ったからだ」「自分のおごりと、独りよがりな判断のせいだ」と、後悔と自己嫌悪をすべて自分に向けているのです。
このシーンは、「進撃の巨人」という作品全体のテーマともつながっています。
「自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった…」

アニメ版=「信頼に足る仲間を信じても」
漫画版=「自分の力を信じても」に重きを置いているのだと思います。

エルヴィンの描かれ方の違い
「選択」を語るアニメと、「自由」を語る漫画。
アニメのエルヴィンは、かなり抑えられたセリフ量で、厳しさと冷たさが前に出る構成になっています。
初めて巨人を討伐したリヴァイに対しても、褒めるより先に欠点を突き、「迷いがあるのではないか」と厳しさを表現しています。
一方、漫画のエルヴィンは、リヴァイを笑顔で「その翼は本物か」と言ったり、功績をきちんと評価する描写があり、理想や希望を語る人間としての面がより強く出ています。
また、偶然すれ違った場面でも声をかけ、リヴァイの様子を気にかける“上司としての顔”が描かれています。

アニメ=リヴァイ視点に寄せた冷徹さが強調されています。
「ついて来い」という感じ。
漫画=上司としての温かさや理想を語る表情がより多く描かれていると思います。
「共に前へ」という感じ。
二人を失った後のエルヴィンの言葉の違い
アニメのエルヴィンは、ファーランとイザベルを失った後、「後悔をするな、後悔の記憶は次の決断を鈍らせる」という、選択と後悔の話が前面に出ています。
一方漫画版のエルヴィンは、「彼らを失ったのは巨人のせいだ、そして、人類が無知である限り、壁の外へ出なければ何も変わらないこと」、その先にしか “自由” はないことを、熱を込めて語ります。

アニメ版=「後悔せず、次の選択へ進め」というメッセージ。
漫画版=「目の前の犠牲を否定せず、その先を見る覚悟」を持てというメッセージ。
どちらの言葉も伝えたいのは同じで、「絶望の中で、その前を向く強さ」です。
それを知ったリヴァイが、後に「悔いなき選択」を生きることになります。
そこが、この作品の最大の魅力ですね。
ファンの間でも「アニメ版は、リヴァイの罪悪感の扱いと“悔いなく選ぶこと”に重点」「漫画版はエルヴィンの演説と “壁の向こう=自由” のイメージが強い」とよく語られています。

リヴァイが見始めた「壁の向こう」
『悔いなき選択』は、エルヴィンとの出会いをきっかけに、リヴァイが初めて本気で「壁の向こう」を見つめた物語です。
地下街で生きてきたリヴァイにとって、世界とは狭く、息苦しく、奪われるものばかり。
「壁の向こう」はただの幻想にすぎませんでした。
しかし、アニメ版エルヴィンの”選択した結果がどうだったとしても、前を向き続ける”ことや、漫画版エルヴィンの言葉「私たちは壁の外へ出るのを諦めない」という信念は、リヴァイの気持ちを揺さぶりました。
命を懸けてでも前へ進もうとする、まっすぐな信念でした。

そして、漫画ではファーランとイザベルと並んで空を見上げている自分を想うシーン。
自由で、何にも縛られていない、夢のような時間。
胸が締め付けられ、涙が出ました。
それはまだ夢で、現実から見れば「おめでたい理想」に過ぎなかったかもしれません。
けれど、その理想こそが、ファーランとイザベルの犠牲にしない、たった一つの答えでした。
リヴァイは、エルヴィンに「壁の向こう」という可能性を教えられ、「生きる意味」を初めて見つけたのです。

このエピソードを読むと、リヴァイの強さは、剣が強いことだけじゃないと分かりますね。
大切な仲間を失って、とてもつらい思いをしたのに、それでも「前に進もう」と決めた心の強さ。
その選択があったからこそ、リヴァイは誰よりも強い兵士になったのだと感じました。

まとめ
『悔いなき選択』でのエルヴィンとリヴァイの名言をみてきましたが、いかがだったでしょうか。
リヴァイにとって「悔いなき選択」とは、正しい道を選ぶことではなく、「自分の選んだ道を後悔せず生きること」なんだと思います。
エルヴィンの言葉は、リヴァイを「ついて来い」「共に前へ」と導くものでした。
アニメと漫画は印象が違っても、どちらも、リヴァイが成長していく姿の一部なのがわかりましたね。
だからこそ、アニメで胸を打たれ、漫画でその理由を知ったとき、『悔いなき選択』は、ただの過去編ではなく、リヴァイの生き方そのものとして、強く心に残るのです。
『進撃の巨人』本編の、リヴァイの名言をまとめた記事や、リヴァイ役の声優「神谷浩史さんの名言」をまとめた記事もありますので、よかったらご覧ください。





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