あなたは漫画やアニメの名言で励まされたことはありますか?
漫画やアニメには、迷ったり不安なときに、力をくれる名言がたくさんあります。
今回は、アニメ「宇宙よりも遠い場所」の名言を名シーンと共に振り返っていきたいと思います。

こんな人におすすめの記事
- 「宇宙よりも遠い場所」の名シーンと名言を知りたい
- 仲間への想いや、絆の名言を知りたい
- 挑戦する勇気がほしい
- 人生の教訓を探している
「宇宙よりも遠い場所」のタイトルの由来をご存じですか?
元宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。
宇宙よりも遠いですね」と話したことに由来しています。
この宇宙よりも遠い、南極を目指した高校生たちの挑戦する勇気と友情の名言たちを紹介します。
共感できる言葉や、人生に役立つヒントが見つかるかもしれません。
ネタバレを含みます。
\🚢明けましておめでとうございます🐧/
2024年も『宇宙よりも遠い場所』をよろしくお願い致します✨
1月6日(土)よりEテレでの放送をお楽しみに🧊https://t.co/FGoytzaQIw
(初めましての方、作品の略称は #よりもい です🙇)#yorimoi pic.twitter.com/LPrKU1xmNN— TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』@Blu-ray BOX好評発売中! (@yorimoi) January 1, 2024
- 「宇宙よりも遠い場所」勇気と感動の名言からみる人生の教訓
- よどんだ水がたまっている。それが一気に流れていくのが好きだった。決壊し解放され、走り出す。よどみの中で蓄えた力が爆発して…全てが…動き出す (キマリ)
- 何となくはよくないって!時間は限られているのに。あの時の決心どこいったって話しだよ! (キマリ)
- そういうのは一人で行くから意味があるんじゃない? (高橋めぐみ)
- 上手くいかなかったらどうしようって。失敗したら嫌だなって、後悔するだろうなって。ギリギリになるといつも… (キマリ)
- 私は旅に出る。今度こそ旅に出る!いつもと反対方向の電車に乗り、見たことのない風景を見るために。怖いけど、辞めちゃいたいけど、意味のないことなのかもしれないけど、でも… (キマリ)
- それ以上頑張ってダメだったら すごい後悔するだろうから (めぐみ)
- 同行者であろうが研究者であろうが、等しく同等だと思っています。やることは山ほどある。高校生であろうと必要であれば、掃除洗濯から力仕事までどんどんやってもらいます (藤堂吟)
- A、当たり前のことを。B、ぼけっとしないで。C、ちゃんとやれ (藤堂吟)
- うるかにしてください (結月)
- 私たちは踏み出す。今まで頼りにしていたものが何もない世界に。右に行けば何があるのか、家がどっちのほうかも分からない世界に。明日どこにいるのか、明後日どこを進んでいるか想像できない世界に…それでも踏み出す! (キマリ、報瀬、日向、結月)
- 私たちが見たことない所でも知らない場所でも、いっぱいの人がいっぱいの生活してる。毎日毎日途切れることなく、それってすごい (キマリ)
- 何か隠してますよね (結月)
- 私たちコンビニ定員は、24時間365日休まず働いているというのに、お役所ってやつは! (キマリ)
- この船の隊員は、絶対行くって強く思っているから (前川かなえ)
- 私、誰も踏んでない雪に足あと付けるの好きなんだよねー (小淵沢貴子)
- 一歩踏み出せないままの高校生ではない。何かをしようとして、何も出来ないままの17歳や16歳ではない (キマリ)
- 吠える40度、狂える50度、叫ぶ60度 (安本保奈美)
- 選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ、ここを。選んだんだよ自分で! (キマリ)
- 曇ってすごいよね、つかめないのに上見るといつもそこにある (藤堂吟)
- 何度も何度も何度も、諦めては踏ん張って進んだの。氷を砕くように一歩一歩。何度も何度も。 (かなえ、吟、報瀬)
- 人なんて思い込みでしか行動できない。けど、思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし、自分を前に進める (藤堂吟)
- 大人はね、正直になっちゃいけない瞬間があるの (前川かなえ)
- 本物はこの一万倍きれいだよ (小淵沢 貴子)
- 「宇宙よりも遠い場所」仲間との絆を示す名シーンと名言集
- 私、あなたのこと応援してる!私ね、高校に入ったら何かしようって思ってた。今までしたことないこととか、なんかすごいこととか。でも何も出来なくて…いざとなると怖くなってやめちゃって…だからあんなに皆に言われてバカにされても行くって本気で頑張れるのってすごいと思う! (キマリ)
- やっぱり、最初って大切じゃないですか。今頑張って入ってかないと、そういう関係とかグループとか形ができちゃうっていうか (白石結月)
- 私たち出会って1ヶ月も経ってないぞ。一緒に遊びに行ったこともないし。ただ同じところに向かおうとしているだけ (日向、報瀬、キマリ)
- 自分に何もなかったから、キマリにも何も持たせたくなかったんだ。ダメなのはキマリじゃない、私だ。 (高橋めぐみ)
- バカ言うなよ。やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ。お前のいない世界に (高橋めぐみ)
- 友達ってたぶん、ひらがな一文字だ! (キマリ)
- 日向ちゃんは今、私たちと最高~に楽しくて超充実した、そこにいたら絶っ対できないような旅をしてるの!
- いいよね、あなたたち。お互いほっとけるっていうのはいい友達の証拠だよ (鮫島弓子)
- ねえ、報瀬ちゃん。連れてきてくれてありがとう。報瀬ちゃんのおかげで私、青春できた (キマリ)
- 一緒にいられなくても一緒にいられる。だってもう私たちは私たちだもん (キマリ)
- 「宇宙よりも遠い場所」最終話、物語の最後に語った4人の名言
- まとめ
「宇宙よりも遠い場所」勇気と感動の名言からみる人生の教訓
「宇宙よりも遠い場所」の挑戦する勇気を表した名言や、私のこころに刺さった、感動の名言をまとめました。
よどんだ水がたまっている。それが一気に流れていくのが好きだった。決壊し解放され、走り出す。よどみの中で蓄えた力が爆発して…全てが…動き出す (キマリ)
何となくはよくないって!時間は限られているのに。あの時の決心どこいったって話しだよ! (キマリ)
「時間は限られている」という言葉が心に刺さりました。
歳を重ねるごとにそう感じますね。
「あの時の決心」は、誰もが一つは何かに挑戦してみたいと考えたことがあると思います。
そのときの気持ちを忘れないでいきたいと思わせる言葉ですね。
そういうのは一人で行くから意味があるんじゃない? (高橋めぐみ)
何かを始めるために、まずはやったことのない体験をしたいとキマリは言います。
しかし常に一緒にいた友達から離れて、独りで行動することに不安を感じていました。
それを察したこの言葉は、めぐみのキマリへの想いが感じられました。
一人旅のメリットは、自分で計画し自由に行動できることや、自分と向き合うことで新しい自分の発見と成長がわかる所だと思います。
こういう体験も必要ですね。
上手くいかなかったらどうしようって。失敗したら嫌だなって、後悔するだろうなって。ギリギリになるといつも… (キマリ)
いつもと反対の電車に乗って旅に出ようとしたキマリですが、あと一歩踏み出せず、戻ってきてしまいます。
何かを始める時ってとても怖いですよね。
たくさん調べてやってみたいことが膨らんできて、よしやるぞと決心したのにあと一歩のところで立ち止まってしまうこと、私は多々あります。
このキマリの言葉が痛いほど分かります。
でも始めてしまえば、自然に前に進めるものです。
あの悩みはなんだったのかと思うほどに。
私は旅に出る。今度こそ旅に出る!いつもと反対方向の電車に乗り、見たことのない風景を見るために。怖いけど、辞めちゃいたいけど、意味のないことなのかもしれないけど、でも… (キマリ)
キマリ、2度目の駅のシーンです。
駅まで来たのに、乗れずに引き返した前回とは違って、一歩踏み出したキマリに感動しました。
「怖いけど、辞めちゃいたいけど」という言葉が印象的です。
やったことのないことを始めるのを、怖いと思うのは当たり前で、この気持ち、すごくわかるなあと思いました。
それ以上頑張ってダメだったら すごい後悔するだろうから (めぐみ)
この言葉は、挑戦せずに諦めてしまう理由の一つですよね。
めぐみは本当にキマリを応援してくれているのか?と疑問に思った言葉です。
私は、頑張ったけどダメだったとしても、いいんじゃないかと思っています。
努力したことは変わらないし、それが全て無駄になることはありません。
漫画「メダリスト」の明浦路 司(あけうらじ つかさ)の名言に、「振り出しに戻ることなんて1つもない。
このテストのあと、俺達にあるのは前進だけだ。
積み重ねたものに自信を持って!」という言葉があります。

同行者であろうが研究者であろうが、等しく同等だと思っています。やることは山ほどある。高校生であろうと必要であれば、掃除洗濯から力仕事までどんどんやってもらいます (藤堂吟)
A、当たり前のことを。B、ぼけっとしないで。C、ちゃんとやれ (藤堂吟)

うるかにしてください (結月)
私たちは踏み出す。今まで頼りにしていたものが何もない世界に。右に行けば何があるのか、家がどっちのほうかも分からない世界に。明日どこにいるのか、明後日どこを進んでいるか想像できない世界に…それでも踏み出す! (キマリ、報瀬、日向、結月)
今までやったことのない事や、先が見えないことに挑戦することは不安でいっぱいになりますよね。
そう思っている人は多いと思います。
この言葉のように、今までそばにいた人の元を離れて踏み出す勇気や、目標としている所のどのくらいにいるのかも分からない不安の中、進む勇気がほしいです。
そのためには、キマリのように小さなことでも良いので、始めてみることが大切なのかなと感じました。
私たちが見たことない所でも知らない場所でも、いっぱいの人がいっぱいの生活してる。毎日毎日途切れることなく、それってすごい (キマリ)
こんな風に考えたことがなかったので、胸に沁みました。
自分の見えている世界はほんの一部なのですよね。
普段の行動範囲で生活していると見えないものが、一歩踏み出したことで感じ取ることができたキマリはうらやましいです。
何か隠してますよね (結月)
キマリたちよりも一つ年下の結月ですが、いつも落ち着いていて冷静です。
何かを隠していることにも瞬時に反応します。
こういう冷静に周りを見ているひとには、隠し事はすぐにバレると思った今日この頃です。
誰しも隠し事はありますが、自分だけでなく、人に影響するものは正直に言うべきだなと思いました。
私たちコンビニ定員は、24時間365日休まず働いているというのに、お役所ってやつは! (キマリ)
私も、24時間開いていればいいのになと思ったことが多々あるので、キマリの気持ちはよくわかります。
地域によっては簡単な手続きは24時間できたりしますが、パスポートのような手続きは受付業務の人がいればいいというわけにはいきません。
そうなると一定の人数の人員配置が必要になりますから、やはり24時間営業は難しいのではないでしょうか。
この船の隊員は、絶対行くって強く思っているから (前川かなえ)
船内を探索したり、手伝いをしていた4人は、様々な場所で不安を口にしている人の話しを聞きます。
資金不足、人員不足、計画そのものが無謀など、キマリたちを不安にさせる要因がたくさん出てきました。
そんな時、かなえが発した力強い言葉です。
キマリたちだけでなく、みんながそう思っているという強い意志を感じました。
不安で心細さを感じていたキマリたちでしたが、とても心強いですね。
私、誰も踏んでない雪に足あと付けるの好きなんだよねー (小淵沢貴子)
貴子が南極を目指した理由に、驚きました!
私も雪の上を歩くときは、足あとを付けるのが好きです。
ザクザクする感覚、振り返った時に自分の足あとしか付いていない景色は、とても気持ちがいいからです。
だからと言って、南極に行こうとは考えません。
民間で誰も行ったことのない南極に踏み込んでみたいと思った貴子に、スケールの大きさを感じました。
一歩踏み出せないままの高校生ではない。何かをしようとして、何も出来ないままの17歳や16歳ではない (キマリ)
私ももっと挑戦しておけばよかった、これからでも遅くないのかもなと思わせてくれた言葉です。
吠える40度、狂える50度、叫ぶ60度 (安本保奈美)
南極までの過酷な船旅を、恐怖を与えるような表情と声で言いました。
南極へ近づくほど海流が激しくなることから、緯度10度きざみでこう呼ばれているそうです。
言葉では伝わらない部分もあり、アニメ8話を見て、かなり過酷な旅なんだなと感じました。
しかし、実際はもっと過酷でした!
実際の南極観測船の映像がYouTubeに公開されているので、興味のある方は探してみてくださいね。
私には無理ですね…。
選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ、ここを。選んだんだよ自分で! (キマリ)
心に刺さりました。
後悔したことも、思い出せないような何気ない出来事も全て、自分が選択して生きてきたことなんだと改めて思った言葉です。
曇ってすごいよね、つかめないのに上見るといつもそこにある (藤堂吟)
吟の好きなタイプは「雲みたいな人」と聞き、報瀬が思い出したことです。
私の解釈ですが、いつもそばにいるけど掴めない、手に入れることができない人ってことかなと思いました。
それって、「夢」のこと?
夢は、いつも自分のそばにあって、でもなかなか掴めないものですよね。
吟の人柄が感じられた気がします。
何度も何度も何度も、諦めては踏ん張って進んだの。氷を砕くように一歩一歩。何度も何度も。 (かなえ、吟、報瀬)
当時の人たちも、南極に行くという目標に向かって踏み出したのだと思うと、心が震えました。
砕氷船は、何度も氷が割れるまで同じことを繰り返して進みます。
どんなことも、コツコツと地道な努力が必要と感じました。
人なんて思い込みでしか行動できない。けど、思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし、自分を前に進める (藤堂吟)
報瀬の母、貴子が南極に来てほしいと思っているだろうと、勝手に思い込んで行動してきたと話します。
報瀬は母が行方不明になった場所へ行くことを悩んでいましたが、この言葉を聞いて、自分も母が待っていると思い込んで頑張ってきたのだと再確認します。
目標達成への強い意志と自己暗示は、行動を起こすための原動力になるのだと感じました。
大人はね、正直になっちゃいけない瞬間があるの (前川かなえ)
必死に南極に行くことを目指している子たちがいるんだと思い、プロジェクトが中止になる可能性を話さなかったのです。
時には、本心を隠さなければならないことがある。
大人として最後まで明かさず、不安も感じさせず行動していて、とてもカッコイイと思いました。
本物はこの一万倍きれいだよ (小淵沢 貴子)

「宇宙よりも遠い場所」仲間との絆を示す名シーンと名言集
出会いも、住む場所もバラバラな4人が、同じ目標に向かって進んで行くために乗り越えた出来事がたくさんありました。
そして、この4人をそばで見てきた仲間たちの存在も大きいものでした。
ここでは、葛藤や不安を乗り越えて深まった、仲間との絆の名言を紹介します。
私、あなたのこと応援してる!私ね、高校に入ったら何かしようって思ってた。今までしたことないこととか、なんかすごいこととか。でも何も出来なくて…いざとなると怖くなってやめちゃって…だからあんなに皆に言われてバカにされても行くって本気で頑張れるのってすごいと思う! (キマリ)
今までバカにされたり、からかわれたりしていた報瀬にとって、この言葉はとても嬉しかったと思います。
こんなに真っすぐ人を応援できるのってすごいなと感じました。
やっぱり、最初って大切じゃないですか。今頑張って入ってかないと、そういう関係とかグループとか形ができちゃうっていうか (白石結月)
結月は、焦って友達を作ろうとしていますね。
集団が形成されてしまうと自分の介入場所がなくなってしまうと、焦ってしまうことはよくあると思います。
でも、友達は部活やサークルに入ったり、共通の趣味や話題で自然な流れの中、少しずつ出来ていくものだと思います。
芸人のみやぞんの言葉で「友達は作るものじゃなくて、できるもの」というのがあります。
無理に仲良くする必要はないんですよね。
私たち出会って1ヶ月も経ってないぞ。一緒に遊びに行ったこともないし。ただ同じところに向かおうとしているだけ (日向、報瀬、キマリ)
こういう風に集まった人達は、団結力があって外から見たら何年も一緒にいるように見えるのでしょう。
私は部活での体験から、同じ熱量って大切だなと実感しています。
みんなそれぞれの想いを抱いて入部してきます。
優勝を目標にしている人や、楽しみたいと思っている人、他にいい部活がないから何となく入った人など様々でした。
そうなると熱量の差で何をどのようにやるかや、モチベーションも違ってきますよね。
部活を通して少しずつ時間をかけて折衷案のような目標を見出したことを覚えています。
同じ目標に向かって行くことの大変さを実感した青春時代でした。
しかし、キマリたちは少し違います。
難しいと言われている「南極に行く」という、同じ目標に向かって進んでいます。
一緒にいた時間なんて関係ないですよね。
目標が同じというのはとても強い絆だなと感じました。
自分に何もなかったから、キマリにも何も持たせたくなかったんだ。ダメなのはキマリじゃない、私だ。 (高橋めぐみ)
「絶交しに来た」と切り出しためぐみは、自分の気持ちをキマリに話します。
「キマリが最初に南極へ行くと言った時に腹が立った、昔からキマリが何かする時は絶対自分に相談していたのに」と言います。
今までしてくれていたことが急に無くなって、不安になることはよくありますね。
キマリが頼ってきてくれるのを、自分がいないと何もできない子と思っていためぐみは、依存していたのは自分だと気づきました。
変わろうとしているのが伝わってくる言葉で、感動しました。
バカ言うなよ。やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ。お前のいない世界に (高橋めぐみ)
依存していたのは自分だと気づき、めぐみも一歩踏み出したなと感じました。
キマリに一緒に南極へ行こうと言われ、とても嬉しかったと思います。
友達ってたぶん、ひらがな一文字だ! (キマリ)
結月がスマホでメッセージを書いては消して、最終的にキマリに送った言葉が「ありがと」「ね」でした。
それを見て、キマリも「ね」と返します。
友達の定義が分からず、歳下の結月は敬語を使っていましたが、結月の心の線が消えて本当の友達になれた瞬間な気がしました。
日向ちゃんは今、私たちと最高~に楽しくて超充実した、そこにいたら絶っ対できないような旅をしてるの!
日向を傷つけて、高校を辞めるまで追い込んだかつてのチームメイトは、南極にきた日向と再び仲良くしようと近づきます。
日向はもう高校のときのことを引きずって泣いてなんかいない、前に進んでいると伝えたこの言葉が、胸に刺さりました。
日向が高校のときの仲間や自分と決別し、新たな仲間と前に踏み出した瞬間のように感じました。。
いいよね、あなたたち。お互いほっとけるっていうのはいい友達の証拠だよ (鮫島弓子)
鮫島は、母が行方不明になった場所に行くか悩んでいる報瀬を見て、何もしないで放っておいていいのかと、日向たちに聞きました。
「何かをするのが思いやりではない。何もしないのも思いやりである」と答えた日向たちに感動しました。
ねえ、報瀬ちゃん。連れてきてくれてありがとう。報瀬ちゃんのおかげで私、青春できた (キマリ)
「南極は好き?」と報瀬に聞かれ、大好きと答えたキマリは「一人だったら好きだったか分からなかったかも、みんなと一緒だから北極でも同じだったかも」と言います。
”何か一つ普段と違うことをやってみたい”、だから”旅に出たい”と思っていても、なかなか踏み出せなかったキマリのこの言葉は、泣かずにはいられない感動のシーンです。
報瀬が引っ張ってくれたおかげで充実した日々を送れているんだなと思いました。
一緒にいられなくても一緒にいられる。だってもう私たちは私たちだもん (キマリ)
また4人で旅に出ようと約束したシーンはグッときました。
強い絆でつながっているのが伝わる言葉だと思います。
「宇宙よりも遠い場所」最終話、物語の最後に語った4人の名言
最後に、それぞれが呟いた言葉を紹介します。
キマリ、報瀬、日向、結月の最後の言葉
旅に出て初めて知ることがある(キマリ)
この景色がかけがえのないものだということ(報瀬)
自分が見ていなくても人も世界も変わっていくこと(結月)
何もない一日なんて存在しないのだということ(日向)
自分の家に匂いがあること(キマリ)
それを知るためにも足を動かそう、知らない景色が見えるまで足を動かし続けよう(報瀬)
どこまで行っても世界は広くて、新しい何かは必ず見つかるから(日向)
ちょっぴり怖いけど、きっと出来る(結月)
だって、同じ思いの人はすぐ気づいてくれるから(キマリ)
人との出会いは大切で、出会った人でその人生が左右されることがあります。
その出会いを見つけるために動き出すかは、自分次第であり、新しい何かに挑戦するかも自分次第なのだと思います。
この4人の旅は、当たり前の毎日を大切に思えるようになったことや、青春できたと感じることも、これからの人生に大きな意味を持つと感じました。
まとめ
「よりもい」の名言は、いかがだったでしょうか。
登場人物たちは、普通に隣にいそうなキャラクターばかりで、親近感を感じましたね。
名シーンの中に、仲間への想いや挑戦への勇気をもらえる名言がたくさんありました。
私も、”うまくいかないかも”と諦めず、”うまくいかなくても、やった人にしか得られないものがある”と考えて、挑戦してみたいと思います。
「宇宙よりも遠い場所」はAmazonプライムビデオやABEMAなどで見ることができますよ。
ここでは紹介しきれなかった、「報瀬の名言」と「日向の名言」をまとめた記事もありますので、よかったらご覧ください。
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