こんにちは!
今回は、声優『神谷浩史さん』の名言を紹介します。
神谷さんの名言をはじめ、代表キャラクターのセリフを知りたいアニメ・声優ファンに向けた内容になっています。
神谷さんの声優としての魅力や「言葉」の力、リヴァイの心に響くセリフをはじめ、演じた人気キャラクターの名セリフと名場面をファンの反応と共に徹底解説します。
ファンやアニメ好きの方、特に『進撃の巨人』のリヴァイ兵長の名言やキャラセリフに興味がある方、必見です!
この投稿をInstagramで見る
- 神谷浩史とは?幅広いアニメ作品で活躍する人気声優の魅力
- 【代表キャラ別】神谷浩史が演じた作品、名言&名場面集
- 『進撃の巨人』リヴァイ:心に響く名場面と印象的な名言
- 神谷浩史本人が語る、心に響く名言集
- 「声優って作品だったり、キャラクターがないと存在できない」
- 「常に己との戦い」
- 「声優は裏方です」
- 「主は作品にあるべきだと思っていて。作品ありきでその作品を作る上で必要な存在。理想としては自分の気配を消して、作品の一個の歯車に徹するっていうことが、僕が目指しているものなんですよ」
- 「嫌ですよ。向いてないから声の仕事しているのに。なんで人前に自分の姿をさらさないといけないのか、よく分からないですよ」
- 「我々声優はワンクールごとに無職になるんです」
- 「休みは怖いですし、いまだに」
- 「アドバイスは何もない。目指した時点であなた方はライバルです。それが現実です」
- 「求められる以上のことを返したい」
- 「声優をやっていてよかった」
- まとめ
神谷浩史とは?幅広いアニメ作品で活躍する人気声優の魅力
神谷浩史(かみや ひろし)さんは、数多くのアニメ作品で主要キャラクターを演じてきた日本を代表する人気声優です。
その特徴的な声と幅広い演技力で、シリアスな役からコミカルな役まで自在にこなすことができ、ファンから絶大な支持を集めています。
神谷浩史とは?人気声優のプロフィール&経歴
- 1975年1月28日生まれ、千葉県出身。
- 1994年に声優デビュー、2009年に歌手デビュー
- 代表作:進撃の巨人、僕のヒーローアカデミア、デュラララ!!、夏目友人帳、クレヨンしんちゃんなど
- 声優アワード殿堂入り
声優デビューしてから、数々の話題作で代表するキャラクターを担当し、アニメ・ゲーム・ナレーション・ラジオなど幅広く活躍しています。

透明感のある落ち着いた声と演技力は素晴らしいです。
私の推しキャラは『進撃の巨人』のリヴァイと、『僕のヒーローアカデミア』のオール・フォー・ワン(青年)が好きです。
リヴァイの低音域の演技も素敵ですし、オール・フォー・ワンの若返りに伴って声のトーンを徐々に高め、青年から少年へと変化していく演技はさすがだなと思います。
リヴァイ兵長とエルヴィン団長の出会いを描く、話題騒然スピンオフ作品。アマゾンのレビュー数すごいです。賛否両論あって、見るのも面白い。
ファンを魅了する神谷浩史の「言葉」の力
神谷浩史さんの魅力の一つは、キャラクターの心情を的確に表現する「言葉」の力にあります。
彼が演じるキャラクターのセリフは、物語の中で重要な意味を持つだけでなく、視聴者の心にも深く残ります。

特にリヴァイ兵長のような寡黙でクールなキャラの一言は、重みが増しますよね。
優しい空気、張り詰めた緊張感など、「心と言葉」を一致させて響かせることができるため、説得力があるんですよね。
ファンから「感情の方向性でキャラを変えてくるの天才」「演じ分けが声じゃなくて心でやってる感じ」と高く評価されています。
また、神谷さん自身もイベントやラジオなどでファンとの交流を大切にしており、その誠実な人柄と「言葉」の力が多くの人々を惹きつけています。

声優としての思いや、作品への愛を語る姿はとても素敵です。
【代表キャラ別】神谷浩史が演じた作品、名言&名場面集
神谷浩史さんが演じてきたキャラクターは、どれも個性的で印象的なセリフを持っています。
ここでは、代表的なキャラの名言や名シーンを紹介します。
夏目貴志 『夏目友人帳』
夏目貴志(なつめ たかし)は、『夏目友人帳』の主人公で、孤独と向き合いながらも優しさを貫くキャラクターです。
人と妖怪の間で繋がりを築く中で、妖怪たちの悩みや想いに共感し、困っている姿を見ると放っておけない性格です。
妖の祭りで、一度だけ人間になれる着物があると聞き、「一度でいいから人間の姿になって、ある人間に会いたい」と願う燕の力になりたいと決めました。

アニメ開始初期は協力してほしいと言われても「わかった、わかった」と気だるく返事をしていました。
そんな夏目から出たこの言葉に感動しました。
根は優しく情に厚いところが現れたシーンだと思います。

夏目が「人を嫌いにならないでいてくれてありがとう」と言ったことに対して、燕が「優しいものは好きです、暖かいものも好きです、だから人が好きです」と返しました。
そんな燕のことを思い出しての言葉です。

涙なくしては見れない感動の名シーンですね。
夏目も燕も、そして燕を助けた谷尾崎さんも、みんな優しくて。
幸せそうな燕の写真を見た時は、私も涙があふれました。

孤独だった過去があるからこそ、同じ思いを誰かにさせたくない。
そんな夏目の優しさと強さを象徴する名シーンだと思います。
夏目の行動に胸をうたれました。
やれることをやらないと後悔してしまう、それならやるしかないと、自分を奮い立たせてくれる言葉だと思います。
妖が見えることで周囲から孤立し、ずっと見えなくなりたいと思ってきた夏目。
しかし、見えなくなるかもしれないと考えると不安になり、それは嫌だと呟きます。

喪失や別れを経験したとき、人々が抱く共通の感情なのではないかと思います。
妖怪と関わる日々がいつか終わってしまうかもしれないという不安の中でも、「出会いの記憶はずっと自分の中に残る」と、静かにかみしめる切ないシーンでしたね。
人でも妖怪でも、“出会い” は大切な宝物だという、夏目友人帳らしい優しいメッセージが込められていると思います。
表紙が可愛い。「ぬいぐるみ話」が入っているから?悪いレビューがないのもすごい。
友人帳は夏目の祖母レイコが妖怪たちと勝負し、負かした結果、奪った名を集めた契約書でした。
友人帳は「多くの妖を従わせることが出来る宝物」と噂が広まったこともあり、いい妖怪に嫌な思いはさせたくないと、名前を返すことを決めたのです。

名前を返す場面は、優しい雰囲気と神秘的だと感じました。
浄化される感じで、とても美しいです。
妖怪のさまざまな思いと、夏目の優しさが感じられて、私の好きなシーンです。
ファンからは、神谷さんの透き通る優しい声と、夏目の持つ静かな優しさや、孤独を抱えつつも誰かを思いやる気持ちが、繊細で心に沁みる演技だと評価されています。
阿良々木暦 『化物語シリーズ』
阿良々木暦(あららぎ こよみ)は、『物語シリーズ』の主人公で、皮肉屋で口が悪く不器用ですが、根は優しく面倒見がいいキャラクターです。
高3の春休みに吸血鬼に遭遇して以降、様々な「怪異」に関わっていく中で、人間の心を独特の世界観で表現した、巧みな言葉遊びが面白い作品です。
猫である羽川は、虎には勝てないと理解しつつ、それでも ひたぎの家(民倉荘)を燃やそうとした苛虎を止めようとして負けてしまいます。

お前のやったことは、たとえ10秒遅らすのがやっとだったとしても「無駄じゃなかった」と伝えた、この言葉に感動しました。
他人を助けようとして失敗しかけたり、取り返しのつかない状況を招いたりすることがあった阿良々木。
それでも “助けずにはいられない自分” を肯定した言葉でもあると思います。
楽天のレビューには、クスッと笑えるコメントが多数。
蛇の呪いで、常に締め付けられている状況を心配してのセリフで、自分の感情や痛みを素直に言うことの大切さを教えました。

つらいときは、つらいと言っていいし、助けを求めていいと、阿良々木の優しさが現れているなと思いました。
無理しなくていい、もっと自分を大切にしていいというメッセージが込められていますね。

「願いなんて、かなっても かなわなくてもいいんだよ。
願いは自分でかなえるもので、だから かなわないかもしれない」とも語ります。

願いは、誰かに叶えてもらうものではなく、自分が努力して形にするもの。
だから当然、失敗する可能性もある。
叶う・叶わないは結果論であり、そこまで重要ではないと語っていますね。
自分が何を願う人間かを知って、何を求め、どんな未来を望むのかを理解することで、自分の価値観・方向性・人生観が明確になると教えてくれる言葉です。
欲しいものや、なりたい姿を知らないと、道に迷ってしまうと感じました。

私の大好きな言葉です。
物語シリーズの言葉は心に刺さるものが多いですよね。
セリフも長いのが特徴で、噛まずにスラスラと語っている神谷さんを尊敬します。
ファンからは、セリフ量が多く、内容が濃い作品であるにもかかわらず、「すらすら聴ける」「聞き心地が良い」「コミカルからシリアスまで安定している」といった声が多く、演技力の高さが評価されています。
折原臨也 『デュラララ!!』
折原臨也(おりはら いざや)は、『デュラララ!!』に登場する主要キャラクターで、作品の中でも特に印象的で人気の高い人物です。
情報屋の臨也は、「人間が好き」ですが、それは友情ではなく観察対象として、人が悩んだり裏切ったり、追い詰められたりする姿が“面白い”と感じる歪んだ愛情を持っています。

臨也といえばこれ!といった代表的なセリフで、臨也の価値観が一発でわかりますね。
「人間って面白くて愛おしいよね」という気持ちと同時に、「でも個人には興味ないよ、君たちはただの“人間”というカテゴリーだよ」という冷酷さが含まれていて、めちゃくちゃ怖いです。
本気で読んだ感想や意見がたくさんあって、レビューをみるのも面白いのでおすすめ。
トラブルに巻き込まれても、最後には誰かがなんとかしてくれるだろうと、安堵を抱けば危険に対処できなくなると語っています。

心理学でも「適度なストレス=人を成長させる」という考えがありますね。(ヤーキーズ=ドットソンの法則)
安心は行動や学習を止め、不安やストレスは人を成長させると言われています。
臨也のセリフは、人間の成長メカニズムの核心を突いていると思いました。

臨也は人間を “観察対象” として愛しているため、安定して変化がなくなるのは、彼にとっては「つまらない」のです。
このセリフは、”もっと揺れろよ、もっと迷えよ、不安こそが人間を面白くするんだ” という臨也の心の声でもあると思います。
性格悪すぎですね。
でもそこもいい味出していて、私は『デュラララ!!』には絶対に欠かせないキャラだと思っていますし、大好きです。

「人間観察」が趣味という歪んだ人間愛と哲学を持つ臨也らしい言葉だと思いました。
いろんな人間をみてきたのだろうなと。
臨也流の慰めにも聞こえるし、皮肉混じりの突き放しにも見えました。
折原臨也はファンから、「なんて最低な奴なんだ」と言われる中で、「臨也の良さは顔と声だけだと思っている」「声の良さが8割、顔が2割、性格はマイナス」と、神谷浩史さんの圧倒的な演技が評価されています。
オール・フォー・ワン(青年期)『僕のヒーローアカデミア』
『僕のヒーローアカデミア』に登場する史上最悪の敵(ヴィラン)です。
神谷さんが演じるのは、オール・フォー・ワンが、肉体を若返らせ、全盛期の姿に戻った状態です。
従来のオール・フォー・ワン(大塚明夫さんの低音で重厚な悪役)に対し、青年期は神谷浩史さんの冷静・知的で、どこか楽しげな狂気が特徴です。

その後に続く「若返るほど、抑えが利かなくなる感じだ」という言葉と共に、青年期の邪悪さと狂気が現れています。

若返って、すごくカッコイイんですよね。
この言葉には、底知れない余裕と冷酷さがにじんでいると思います。
普通なら連続で攻撃を受けて、恐怖を感じるような状況なのに、彼にとってはただの手間なんですよね。
全然攻撃が効いてませんもん。
圧倒的な自信を持ち、力で押し切る相手さえ、まったく脅威と感じていないこの余裕…。
”悪” そのものを感じて、背筋がひやりとしました。
”世界の仕組み、人の心、社会のすべて” を自分のものにするため、「ワン・フォー・オール」を奪うことが目的です。
「ワン・フォー・オール」は、自分の “弟” が背負ってきた力です。
“弟を屈服させられなかった過去そのものを消し去りたい” 。
世界支配はその延長線上にある “復讐と証明” でもあるのです。

これは、最強です。
経験値はそのままで若返るなんて、最悪のチート状態ですよ。
この言葉には、「力を取り戻したぞ」「ここから本格的に支配を始められる」という想いが込められていると思います。
オール・フォー・ワンの闇は深く、視聴者に恐怖を感じさせる名シーンです。
漫画もアニメもほんとに面白い。レビューを見ると、楽天での購入がおすすめですね。
奪ってきたすべての個性を一つに集めて、究極の力を発揮させます。
自分の目的=社会の崩壊と、支配による世界の再構築を発動する瞬間を表しています。

「自分の目的のためなら、すべての手段や力を使う」ということですね。
この禍々しい姿と、圧倒的な迫力の演出に鳥肌が立ちました。
魔王感が半端ないです。
思わず「カッコよ」「やばいじゃん」「勝てんの?これ」と語彙力まで崩壊しました。
最終決戦の臨場感を際立たせているシーンです。
神谷さんが演じる青年期オール・フォー・ワンの演技は、無邪気だけど邪悪で、知的で楽しそうなのに落ち着いた狂気が、圧倒的な存在感を発揮していました。
ファンからも、「声がどんどん若くなっていく変化がリアル」「神谷さんの声だから余計に怖い」と絶賛されています。
大塚明夫さんも、オール・フォー・ワン役の継承について、「芝居の端々に明夫がいる」(=自分の “心の佇まい” を掴んでいる)と高く評価しています。
『進撃の巨人』リヴァイ:心に響く名場面と印象的な名言
リヴァイ兵長は『進撃の巨人』の中でも特に人気の高いキャラクターであり、神谷浩史さんの低く落ち着いた声がその魅力を最大限に引き出しています。
セリフは短くても重みがあり、冷静沈着な判断力と圧倒的な戦闘力、そして仲間を思う優しさがにじみ出ています。
ここでは、リヴァイの印象的なセリフを振り返り、彼のキャラクター性を解説します。

「右に1体…左に2体。ペトラお前は下の兵士を介抱しろ、残りの全員は右を支援しろ。俺は左を片付ける」
リヴァイ班が巨人に囲まれた状況で、味方の負傷者の救護・部隊の役割分担・自分の討伐行動を素早く命じました。

リヴァイが、「戦闘力だけでなく指揮官としても規格外」であることを強烈に示した名場面のひとつだと思います。
ホントに、かっこいいですね。
こんな指揮官になら、命を預けてついて行きたいと思えます。
「お前は十分に活躍した。そして……これからもだ」
「俺は人類の役に立てたでしょうか?」という部下に対しての言葉で、手を握り返して言いました。

リヴァイの「仲間思い」という性格がよく表れた名場面ですね。
部下を肯定して支える “隊長としての温かさ” が強く出ているなと思います。
普段厳しいリヴァイだからこそ、この一言の重みは倍増して胸に刺さりました。
アマゾンのレビュー数が4桁越え!気持ちのこもった熱い想いが、文字数にも表れている。
「約束しよう。俺は必ず!! 巨人を絶滅させる!!」
「お前は十分に活躍した、そして…これからもだ。
お前の残した意志が 俺に”力”を与える」に続く言葉です。

仲間が残した想いや決意が、自分の生きる原動力になると語っているんですね。
巨人を倒すという使命は、リヴァイにとってただの戦いではなく、仲間の意志を背負うための戦いなんだと感じました。

潔癖症で、巨人の血を「汚ねぇ」と言っていたリヴァイが、部下の血だらけの手をためらいなく握り、 最後に優しい言葉をかけてあげるこのシーンは感動しますね。
「お前は間違ってない やりたきゃやれ」
自分を守るために仲間が犠牲になるのを見たエレンは、自分を信じて戦うか、仲間を信じて作戦を続けるか悩みます。

「正しいかどうか」ではなく、自分の意志で選べという兵長らしい言葉だと思います。
命令できる立場の兵長が、最終判断をエレンに委ねるこのシーンはとても重く、印象に残りました。
「悔いが残らない方を自分で選べ」
「自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった…」とも語っています。

リヴァイ自身が、選択の代償を背負ってきたからこその言葉だと思います。
他人のせいにしない選択を、自分で決めるしかないという現実を誰よりも理解しているのです。
エレンに対し、迷いながらでも自分で決断しろと、背中を押す言葉でもあると感じました。
「全然なってない すべてやり直せ」
拠点に到着してすぐに大掃除をさせましたが、エレンの掃除ができていないことを指摘したセリフです。

人類最強の兵士が、三角巾にマスクを付けて掃除する姿に、「人類最強のギャップ」が炸裂していて、心をつかまれました!
ファンからは「人類最強のオカン」「掃除兵長」など、愛とユーモアあふれる呼び名がつけられ、ファンの間でも語り継がれる名シーンとなっていますね。

「できそうかどうかじゃねぇだろ。やれ、やるしかねぇだろ」
このセリフは、エレンが硬質化の力で壁の穴を塞ぐ作戦が出たときのものです。
当時エレンは、まだ硬質化を自在に使えず、本当に成功するか誰にも分からない状態でした。
戸惑うエレンに対し、リヴァイは迷いを断ち切るようにこの言葉を投げかけます。

短い言葉ですが、「不確実でも、やるべき時はやるしかない」という、リヴァイらしい覚悟と責任感が詰まった名言ですね。
こちらまで背中を押されるような力強さがあります。
「ジークは俺が仕留める。力を貸してくれ。」
自らジークを討つ覚悟を示し、仲間に協力を求めた非常に重要なシーンです。
ジークへの強い因縁と責任感、そして一人ではなく “仲間と共に戦う” というリヴァイの決意が現れています。

リヴァイの静かな闘志がにじむ名言ですね。
彼の信念の強さと、仲間への信頼が伝わるセリフだと感じました。
短い言葉なのに圧倒的な重みがあり、これぞリヴァイという迫力の一言です。
「相変わらず巨人とは片想いのままだな」
巨人研究に人生を捧げ、どれだけ追いかけても真実に届かないハンジを、ほんの少し茶化すように、そして励ますように口にした一言です。

二人の長年の絆が感じられました。
重苦しい物語の中で、心がふっとあたたかくなるシーンです。
「片想い」という言葉に、巨人への執着と、長年一緒に戦った相棒への深い理解と優しさがじむ名言だと感じました。
リヴァイの言葉は、責任感と強さだけでなく、彼の優しさや仲間思いな性格を感じさせます。
また、感情を表に出さないキャラと、神谷さんの静かな低音+淡々とした発声が見事にマッチしていましたね。
ファンからも「神谷さん以外のリヴァイは考えられない」「静かなのに圧がある唯一無二の演技」と高評価です。
全てが始まる1巻、ここから伏線を何重にも張っていたと思うとゾクッとします。レビューの数が半端なく、海外からのものも!
神谷浩史本人が語る、心に響く名言集
神谷浩史さんがインタビューやラジオ、イベントなどで語ってきた内容には、ファンの心を強く打つ言葉が多くあります。
そして、その言葉から誠実で温かい人柄と、真剣さが伝わり、多くの人に愛され続けています。
ここからは、神谷さんの声優として大切にしてきた言葉や、キャラクターへの想いを紹介します。
「声優って作品だったり、キャラクターがないと存在できない」
イベントやYouTube、番組でたびたび語られています。
声優という存在は、“誰かのキャラクターを演じる” という役割を通じてはじめて意味を持つという信念を持っています。

絶え間ない努力とプレッシャーがあると思います。
そんな中、真剣にキャラクターに向き合ってきた神谷さんだから、原作ファンや視聴者に違和感なく受け入れられてきたのだと思います。
「常に己との戦い」
「自分で仕事は作れないし、常に己との戦い。成功しても誰も褒めてくれないけど失敗したら、むちゃくちゃ言われる」と語っています。

自分自身の限界や不安を感じる中で、常に成長を意識して仕事に取り組んでいるんだなと思いました。
現場や作品に対して、今の自分に満足せず、乗り越えていこうとする姿勢に感動しました。

「声優は裏方です」
いろんなメディアでよく登場する言葉です。

華やかなイメージがあるので、余計に心に残りました。
作品やキャラクターをより魅力的にするための「裏方」の存在だと考えているんだなと思います。
「主は作品にあるべきだと思っていて。作品ありきでその作品を作る上で必要な存在。理想としては自分の気配を消して、作品の一個の歯車に徹するっていうことが、僕が目指しているものなんですよ」
まず作品があって初めて声優が存在できるという考えです。
自分を出さず、キャラクターを優先して “歯車” として作品に貢献したいと語っています。

自分を出さず、キャラクターそのものとして存在したいと思っているんですね。
歯車は決して目立ちませんが、作品全体を動かすために不可欠な存在で、それになろうとしているのが伝わってきました。
謙虚でありつつ、とてもストイックだなと感じました。
リヴァイ、臨也、阿良々木暦など “癖の強いキャラ” を演じても、「神谷浩史が喋ってる」ではなく「そのキャラが喋ってる」と感じられる理由が、まさにここにあると思います。
「嫌ですよ。向いてないから声の仕事しているのに。なんで人前に自分の姿をさらさないといけないのか、よく分からないですよ」
時代が求める声優のありかたと、自分の仕事観の違いに自問し続けているようです。
神谷さんは昔から、自分自身を見せるより、声だけで表現する方が性に合っていると語っていて、この発言はその延長線上にあります。

今は、声優イベントやメディア露出が増えて、声優にもタレント性が求められる時代。
”キャラクターが前に出るべきで、自分の姿は出さなくていい” と、考えているからこそ、「人前に出るのは嫌だ」と言っているんですよね。
「姿を晒さずに表現ができる仕事」に魅力を感じているんだなと思いました。
普段はカメラの入れない仕事の現場に密着。特典あり。
「我々声優はワンクールごとに無職になるんです」
他の番組では「安定なんて一切ないですから」とも語っています。
アニメは多くが、1クール(約3ヶ月)ごとに放送され、収録も同じ期間で終わります。
一つの作品が終わると、その仕事は完全に終了し、次の仕事が確定しているとは限りません。

神谷さんのようなトップ声優であっても、「いつまで仕事があるか分からない」という緊張感を持って働いているのが伝わってきますね。
“安定した職業ではない” という覚悟と、毎回作品に呼んでもらえるように、その都度全力で仕事に向き合うという、プロとしての姿勢が感じられます。
自分を過大評価しない神谷さんらしい言葉です。
冗談交じりに語っていますが、実はとてもリアルな視点だと思いました。
「休みは怖いですし、いまだに」
神谷さんは、休みそのものが「嬉しい」と感じられず、むしろ不安を覚えると語っています。
いろいろなメディアで、「ワンクールごとに無職になる」「続けられる保証はどこにもない」「呼ばれなければ仕事がない世界」と語っています。

神谷さんは、「今ある仕事が次も続くとは限らない」「評価は作品ごとにリセットされる」という業界の厳しさを分かっています。
休むことは『何かを失うかもしれない』という恐怖と直結するのだと思いました。
神谷さんは非常にストイックで、役に対して妥協しませんし、”キャラが主役、自分は歯車” と考える職人タイプの声優さんです。
休む=仕事に対する責任感が、途切れるように感じてしまうのかもしれませんね。
「アドバイスは何もない。目指した時点であなた方はライバルです。それが現実です」
神谷さんは、声優業が「甘くない」ことを誰よりも理解しています。
「オーディションで1人だけが選ばれる」「ほとんど落ちる」とも語っています。

同じ仕事を取り合う立場になった時点で、皆が競争相手になるという厳しい世界なんですよね。
この厳しい事実を、綺麗事ではなく率直に伝えているんです。
“覚悟があるなら来い、でもこの世界は誰も守ってくれないから、自分の力だけで勝ち取るしかない” ということです。
優しいですね。
“同じ舞台を目指す者同士の敬意” でもあると思いました。

「求められる以上のことを返したい」
作品に最大限貢献するために、自分ができる最高値を出したい。
期待をただ “こなす” のではなく、それ以上のクオリティを示して、必ず応えたいという姿勢で仕事に臨んでいるのです。

与えられた役を、期待以上の形で届けることが、プロとしての礼儀であり使命と考えているのではないか思います。
プロとしての責任感が伝わってきますね。
また、声優は不安定な仕事だと分かっているからこそ、オーディションで選んでもらったのだから全力で返したいという気持ちが生まれるのかなと思いました。
「声優をやっていてよかった」
傷物語<I鉄血篇>の初日舞台挨拶のときに語っています。
インタビューや番組でも、神谷さんは「声優という仕事を続けてきて良かった」「声優という職業の厳しさとやりがいを知っているからこそ、声優という道を選んでよかった」と、思いを語っています。

劇場公開が発表されてから5年経ち、ついに公開となって感無量の様子でした。
また、多くの人気作品やキャラクターに声を当て、自分の声が「作品を支える一部」になっていると実感したんだろうなと思いました。

まとめ
たくさんの名言を振り返ってきましたが、いかがだったでしょうか。
神谷さんが演じてきたキャラクターの名言は、作品の魅力を大きく引き上げています。
リヴァイ兵長や夏目貴志など、彼が声を吹き込んだキャラの言葉は、多くのファンの心に深く残り、物語の重みや感動をより強く伝えてくれます。
神谷さんはとてもストイックで、「キャラが主役、自分はその歯車」と語る職人タイプ。
役柄ごとに声色やニュアンスを細かく変える繊細さがあり、低音のクールなキャラから、静かな息遣いだけで感情を表す難しい役まで演じ分けられるのが本当にすごいところです。
とくに若いオール・フォー・ワンやリヴァイのような “静かな強さ” を持つキャラでは、神谷さんの声そのものがキャラクターの存在感を作り上げていると感じます。
これからも、神谷浩史さんのセリフが作品と私たちの日常を彩ってくれるのが楽しみです。
他にも声優さんの名言をまとめた記事もありますので、よかったらご覧ください。



コメント