津田健次郎の名言|七海・海馬などキャラのセリフと「人生は敗者復活戦が割とある」本人の言葉

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。記事は一部AIツールを活用して作成し、運営者自身の考察を加え、内容を確認・編集したうえで公開しています。

津田健次郎 声優の名言・名セリフ

「人生は敗者復活戦が割とある」

声優・津田健次郎さんが、若い人に向けた番組で語ったひと言です。

アニメでも、ドラマでも、ナレーションでも、今は毎日のように声を聞く人。

その津田さんが、30歳までは芝居でまったく食べられなかったと話しています。

 

私が津田さんの声でいちばん心に残っているのは、『呪術廻戦』の七海建人です。

スーツ姿で「ここからは時間外労働です」と言う、あの落ち着いた低い声。

あの声の重みはどこから来るのか。

津田さんの歩みと、本人が語った言葉を集めました。

この記事では、声優・津田健次郎さんの名言を、演じたキャラクターのセリフと、本人がインタビューで語った言葉に分けて紹介します。

七海建人、海馬瀬人、尾形百之助、乾貞治。

津田さんが演じてきたのは、負けても、しんどくても、折れずに立っているキャラクターたちです。

長い下積みを経た津田さん自身の言葉と並べると、その理由が見えてきます。

津田健次郎 写真集「ささやき」
created by Rinker

この記事を書いた人
ガッカ

中学生の頃、名言に魅せられて早30年。毎日名言を探しています。大好きなマンガやアニメを中心にスポーツ選手や声優の心に響く名言を紹介します!

ガッカをフォローする

声優・津田健次郎とは?

名言を紹介する前に、津田さんの歩みと、これまで演じてきた主なキャラクターをまとめておきます。

津田健次郎のプロフィール

  • 生まれ:1971年6月11日、大阪府出身
  • 子どものころ:1歳から小学2年生までインドネシアのジャカルタで過ごし、映画がいちばんの楽しみだった
  • 声優デビュー:1995年、テレビアニメ『H2』の野田役
  • 下積み:本人いわく「30歳までは全く食えてなかった」
  • 初めてのメインキャラクター:2000年『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人
  • 俳優・ナレーション:NHK連続テレビ小説『エール』で語り、『あんぱん』に出演
  • 受賞:2024年、第53回ベストドレッサー賞(芸能部門)

オリコンニュースの第1回「好きな声優ランキング」では、男性部門の1位に選ばれています。

津田健次郎が演じた主なキャラクター(年代順)

年作品キャラクター
1995年『H2』野田(声優デビュー作)
2000年『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人
2001年『テニスの王子様』乾貞治
2010年『薄桜鬼』風間千景
2012年『K』周防尊
2015年『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(吹き替え)カイロ・レン
2018年『ゴールデンカムイ』尾形百之助
2020年『呪術廻戦』七海建人
2022年『チェンソーマン』岸辺
2023年『文豪ストレイドッグス』第5シーズンブラム
2024年『チ。―地球の運動について―』ノヴァク

アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」の読者アンケート(2024年版)では、津田さんが演じた中で好きなキャラクターの1位から4位が、七海建人、海馬瀬人、尾形百之助、乾貞治でした。

この記事では、この4人のセリフから紹介していきます。

『呪術廻戦』七海建人の名言

呪術師が嫌になって、一度は会社員になった大人。

それでも七海は、子どもの前では最後まで「大人」であろうとしました。

「私は大人で君は子供、私には君を自分より優先する義務があります」

任務の前、「ちょっとナメすぎじゃない? 俺のこと」と言う虎杖に。――アニメ1期(通算9話)

七海は、五条悟の1つ後輩にあたる一級呪術師です。

高専を出たあと一度は会社員になり、数年後に呪術師へ戻ってきました。

初めて会った虎杖に、戻った理由をこう話しています。

「私が高専で学び気づいたことは 呪術師はクソということです そして一般企業で働き気づいたことは 労働はクソということです 同じクソなら より適正のある方を 出戻った理由なんてそんなもんです」

 

任務に向かう前、七海は虎杖に「勝てないと判断したら、呼んでください」と伝えます。

子ども扱いされたと感じた虎杖は、「ちょっとナメすぎじゃない? 俺のこと」。

返ってきたのは、こんな答えでした。

「ナメる、ナメないの話ではありません。私は大人で君は子供、私には君を自分より優先する義務があります」

呪術師が嫌でやめた人なんでしょ? なのに、そこまで虎杖を守るんだ。

嫌なのは仕事のほうで、子どもを守ることじゃないんだよね。

たしかに。仕事への愚痴と、大人としての責任は別なんだね。

「そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです」

「私は大人で君は子供」のすぐあと、虎杖に続けて。――アニメ1期(通算9話)

虎杖は、すでに何度も危ない戦いをくぐり抜けてきました。

ただ七海は、それで大人になったわけではない、と言います。

例にあげたのは、枕元の抜け毛が増えることや、お気に入りの惣菜パンがコンビニから消えること。

「そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです」

 

大きな戦いではなく、毎日の小さながっかり。

会社員として働いた経験がある七海らしいたとえだと思います。

大人になるのは、特別な経験をしたときではない。

読んでいる大人ほど、思わずうなずいてしまうセリフです。

明るい夕空の廃墟屋上

「残念ですが…ここからは時間外労働です」

特級呪霊・真人との戦いの最中に。――アニメ1期(通算10話)

七海は、自分の呪力に「時間」の縛りをかけています。

決めた時間を過ぎると、ふだん抑えている力の制限が外れる仕組みです。

真人に押されているように見えたそのとき、七海が口にしたのがこのセリフです。

「残念ですが…ここからは時間外労働です」

残業がかっこいいって、初めて思ったかも。

会社員だった七海が言うから、余計にきくんだよね。

「後は頼みます」

渋谷事変で、駆けつけた虎杖に向けて。――アニメ2期(通算42話)

渋谷事変で、七海は大きなけがを負いながら、一人で戦い続けていました。

疲れ切った頭に浮かんでいたのは、マレーシアの漁村・クアンタンでの、穏やかな暮らし。

 

そこへ特級呪霊の真人が現れ、虎杖が駆けつけます。

七海の前に浮かんだのは、高専時代の同級生・灰原の姿でした。

灰原は、虎杖を指さします。

七海はためらいました。

言ってはいけない。

それは虎杖にとって“呪い”になる。

▼なぜ「呪い」になるのか

虎杖は、亡くなったおじいちゃんに「人を助けろ」と言い残され、その言葉を背負って戦っています。

託された言葉は、生きる支えになる一方で、その人をずっとしばるものにもなります。

ここで何かを託せば、虎杖はそれも背負って生きていくことになる。

だから七海は、言わずにおこうとしたのだと思います。

それでも最後に、七海は口にしました。

「後は頼みます」

 

虎杖をしばるためではなく、前へ進ませるための言葉として。

「君を自分より優先する義務がある」と言った大人が、最後に子どもへ託したひと言でした。

七海は、とにかくカッコいい。

渋谷事変は、七海なしでは語れないと思っています。

「アニメ!アニメ!」の読者アンケートでも、七海については「厳しさの中にある優しさが、津田さんの低い声から伝わる」という声が寄せられていました。

無人の地下鉄ホームと暗いトンネル

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人の名言

津田さんが初めてメインキャラクターを任されたのが、海馬瀬人です。

高校生にして大企業・海馬コーポレーションの社長で、主人公・遊戯の永遠のライバルでした。

「オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ!」

バトルシティ編、イシズとのデュエルで。――アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(バトルシティ編)

海馬は、つらい生い立ちを持ち、過去を振り返ることを嫌っています。

見ているのは、いつも未来だけです。

 

そんな海馬が、未来について語ったのがこのセリフです。

「オレは未来などに導かれはしない!オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ!」

決められた未来に従うのではなく、自分が歩いた道を未来にする。

尊大な言い方の中に、海馬の生き方がそのまま入っています。

▼海馬瀬人のその他の名言

「人の心には…神を超えて信じるべきものがある…オレはそれに従ったまでだ」(アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』)
自分が信じるものについて語ったセリフです。

▼津田健次郎さんが語る海馬瀬人

  • 「元々どの役に対しても出し惜しみなくフルスイングするタイプの人間ではあるんですが、海馬がエネルギッシュなキャラクターだったこともあって、より振り切って演じるよう意識しました」(雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年4月号)
  • 主人公・遊戯役の風間俊介さんと、どのデュエルも全力で収録。デュエルが続く回は、スタッフから「今日は何デュエル行ける?」と聞かれたそうです(同)
  • 「演じた時の記憶を辿ると、勝った記憶がほぼ無い。にも関わらず負けた感覚も無い。海馬はデュエルに負けても精神が負けていないのだ」(『週刊文春』2025年11月20日号の連載エッセイ「つだぶん」)

 

え、海馬ってそんなに負けてたの?

遊戯にはなかなか勝てないんだよね。でも、負けたあとも全然しょげてないの。

津田さん自身も、言われっぱなしではいませんでした。

テレビシリーズが終わったあと、久しぶりに海馬を演じたとき、ネットで「海馬、歳取った?」という声を見てしまったそうです。

「『まだまだいけるわ!』という気持ちがどんどん湧いてきて……」(『ダ・ヴィンチ』2025年4月号)

そして2016年の劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に、リベンジのつもりで挑みました。

▼こぼれ話:ドラマで「全速前進!」

2024年のドラマ『ブルーモーメント』に、津田さんは気象観測船の船長役で出演しました。

声だけの場面で叫んだ「全速前進!」が、海馬の名ゼリフと重なると、放送後にファンの間で話題になりました。

無地の灰色床が映える空のアニメ競技場

『ゴールデンカムイ』尾形百之助の名言

腕の立つ狙撃手で、何を考えているのか最後まで読めない男。

尾形は、低く静かな津田さんの声がよく似合うキャラクターです。

「祝福された道が俺にもあったのか……」

尾形の生い立ちが語られる回で。――アニメ2期(通算19話)

尾形百之助は、第七師団の凄腕の狙撃手です。

敵か味方か分からないまま、物語をかき回していきます。

 

父は第七師団の元師団長でしたが、尾形は自分と母を捨てた父を嫌っていました。

腹違いの弟・勇作との過去も、尾形の心に影を落としています。

「祝福された道が俺にもあったのか……」

めったに本心を見せない尾形が、ほんの少しだけ本音をのぞかせたように聞こえるセリフです。

アニメは最終章に入り、尾形の物語もこれから描かれていきます。

津田さんの声で、尾形の最後まで見届けられるのが楽しみです!

『テニスの王子様』乾貞治の名言

相手のデータを集めて、試合を組み立てる乾貞治。

その乾が、データを読まれて追いつめられた試合で見せたのが、この名場面です。

「俺はたった今から過去を凌駕する!」

幼なじみの柳との試合で、自分のデータを読まれて追いつめられたときに。――アニメ(通算122話)

対戦相手の柳は、小学生のころからの幼なじみで、おたがいの手の内を知りつくしています。

乾のデータは柳にすべて読まれ、試合は一方的な展開になっていきます。

 

追いつめられた乾は、データを捨てると宣言しました。

「俺はたった今から過去を凌駕する!」

頭で計算するテニスから、がむしゃらにボールを追いかけるテニスへ。

一度は勢いを取り戻しますが、柳に押し返され、スコアは5-4で柳のリードになります。

え、データ捨てちゃうの? 乾なのに?

それがね、捨ててなかったんだよ。

5-4というスコアは、小学生のころの二人の試合と同じでした。

その試合は途中で終わり、「いつか続きをしよう」と約束したままになっていたのです。

乾は、昔のデータどおりの展開になるよう、ここまで試合を運んでいました。

「データを捨てただと?」「捨てたどころかあの時のデータ通りに俺は打たされていたというのか!?」

驚く柳との長いタイブレークの末、乾が勝ちました。

▼原作とアニメで少し違う

原作では、「俺はたった今からデータを捨てる」「そして俺は過去を凌駕する!」と、2つのセリフに分かれています。

▼津田健次郎さんが語る乾貞治

  • 乾の魅力について:「冷静沈着なんですが、意外に熱いところが面白いなあと思っています」
  • 一番好きな場面は、乾が野菜汁を作って飲ませるところ
  • 越前リョーマとの試合は、途中まで調子がいいのに結局負けてしまうので、演じながら「がんばれ~、もうちょっとなんだけどな」とすごく悔しかったそう。それでも「“負けてもいいデータをもらう”という乾のポジティブさは気持ちいいですね」
  • 乾との共通点:「ものごとを論理的に順序だてて考えていくところなど、共通しているなあと」

(テレビ東京『テニスの王子様』公式サイトのキャストインタビューより)

乾の野菜汁は、すごくマズそうな野菜ジュース。

飲みたくないから、みんなが必死に頑張る流れが面白くて好きです。

負けても、そこから何かを持ち帰る強さが、海馬にも乾にもあります。

青空の静かなテニスコート

津田健次郎さん本人の名言

ここからは、津田さん自身がインタビューや番組で語った言葉です。

下積み時代、仕事、人の目、声。

役のセリフと同じくらい、まっすぐ届くものばかりでした。

「人生は敗者復活戦が割とある」

ドラマ『ラムネモンキー』の制作発表会見で、学生に二十歳のころの過ごし方を聞かれた津田さんは、笑いながらこう答えました。

「二十歳の頃は超イライラしてましたね、食えないし何者でもない自分にイライラして、世間に怒りまくってましたね」(日刊スポーツ 2026年1月19日)

 

20代を振り返って、「貧乏よりも、必要とされていないことが辛かった」と話したこともあります(FRaU 2021年3月23日)。

それでも、芝居をやめようとは思わなかったそうです。

「辞めるっていう選択肢はそもそもなかったんですよね」(Real Sound 2023年11月5日)

 

芝居でようやく食べられるようになったのは、30歳ごろ。

TVerのオリジナル番組『最強の時間割〜若者に本気で伝えたい授業〜』(2023年12月22日配信)で、若い人に向けて津田さんはこう話しました。

「人生は敗者復活戦が割とある」

好きなことが分からない人には、「ちょっとでも興味のあることに足を踏み入れて、ある期間は全力で頑張ってみてほしい」とも伝えています。

「止まっていても何も変わらないので」

――Real Sound(2023年11月5日)のインタビューより

下積み時代、立ち止まって何もできなくなってしまった時間もあったそうです。

ただ、そこで落ち込みきらずに、前向きに考えるようにしていたと言います。

「止まっていても何も変わらないので」

 

新人へのアドバイスを聞かれたときは、こう答えていました。

「1回本気出さないと見えないものがある気がするんですよね」

本気でやってみて、もしも違ったら、次に行ってみればいい。

転職でもなんでも、どんどんしてください、と笑いながら。

「止まっていても何も変わらない」は、刺さりました。

そりゃそうだよな、と背中を押された気がします。

青空の下、岩から岩へ跳び移っていく人

「仕事の8~9割はしんどいですよ」

――女性誌『Oggi』2025年2月号のインタビューより

好きなことを仕事にした人の口から、こんな言葉が出てくるとは思いませんでした。

津田さんは続けます。

「しんどいことの方が圧倒的に多い。だからこそ、ほんの少しでも楽しめる部分があるといいですね。それは仕事の内容でも、人間関係でもいい」

 

別のインタビューでは、仕事について「結果的にしんどい思い、苦しい思いを含めて『楽しい』というところにいけるといいなと思っているんです」とも話しています(マイナビニュース 2024年3月10日)。

自分の芝居を見ては、今でも「まだまだ下手だ」と感じているそうです。

「仕事の8~9割はしんどい」も刺さりました。

やっぱり、好きなことを仕事にしても、辛い部分って必ずあるんですよね。

辛い分を乗り越えて、「あー、この仕事して良かったな」って思えるんじゃないかなと思います。

「人の目はあまり気にせずに。人はたいして自分のことを見ていないです」

――ドラマ『ラムネモンキー』制作発表会見(日刊スポーツ 2026年1月19日)

二十歳のころの話をしたあと、津田さんは学生たちにこう続けました。

「一生懸命やっていれば誰かが見てくれているような気もするんですよね」

「若さの一番の武器はもしかしたら、失敗できること、失敗してもそれを取り返す時間があることかなと思います」

 

そして、このひと言。

「人のことはすごく大事にしてほしいけど、人の目はあまり気にせずに。人はたいして自分のことを見ていないです。逆説的ですけど」

最後は「皆さんは可能性の塊だと思います」と、学生の背中を押しました。

「誰かが見てくれている」のに「人は見ていない」って、どっち?

人の目を気にしすぎなくていいけど、頑張りはちゃんと誰かに届く、ってことじゃないかな。

「取り返す時間がある」は、ほんとにそう思います。

取り返す時間があるのは、若い人の強みですよね。

「迷わず、ブレずにやりたまえ」

――マイナビニュース(2024年3月10日)のインタビューより

「昔の自分に声をかけるなら?」と聞かれて、津田さんが選んだ答えです。

「『迷わず、ブレずにやりたまえ』と言いたいですね。『真摯にお芝居と向き合いたまえ。繊細に、大胆に』という感じ」

 

迷うこともあったのかと聞かれると、時代や現場に合わせていくことは大事にしながらも、芯は変わらないと話しました。

「頑固ではないんですが、芯はブレない。食わず嫌いせず、しなやかに。」

声優さんの使うマイク

「声にも人生は乗る」

――TVerのオリジナル番組『最強の時間割〜若者に本気で伝えたい授業〜』(2023年12月22日配信)

番組では、自分の声に個性がないと悩む若者から相談を受けました。

津田さんの答えは、「素材が良い・悪いは後から決まることなので、自分で判断することではない」。

そして、こう続けます。

「声にも人生は乗る」

 

「人生」は、別のインタビューにも出てきます。

観客や視聴者のことを聞かれたとき、津田さんは、見に来てくれる人がどんな人生を歩んできて、今何を抱えているのかを考えることが大切だと話しました。

そして、こう続けています。

「人生の時間は有限ですから」(Real Sound 2023年11月5日)

だからこそ、見てくれた人の人生が少しでも豊かになればと思いながら、仕事をしているそうです。

「人生の時間は有限」は、年を取ってきてよく分かります。

あとどのくらい生きられるのか。

あと数年かもしれないし、あと20年かもしれないけど、期限があるなって最近感じます。

食べられなかった20代も、海馬と走った4年半も。

その全部が、今の津田さんの声に乗っている。

津田健次郎の言葉が刺さる理由

役のセリフと本人の言葉を並べてみて、心に残る理由を3つにまとめました。

遠回りしてきた人の言葉だから

30歳まで芝居で食べられず、必要とされないことがつらかった20代。

二十歳のころは、何者でもない自分にイライラして、世間に怒ってばかりいたそうです。

 

その時間を通ってきた人が、人生には取り返す機会が何度もあると話す。

順調に進んできた人の励ましだったら、「それはあなただからでしょ」と思ってしまうかもしれません。

食べられない時期を知っている人の話だから、素直に聞けるのだと思います。

50代になった今、ドラマや映画のオファーも次々に届いている津田さんの姿が、その話は本当だと教えてくれます。

しんどさを、隠さないから

第一線にいる人が、仕事の大半はしんどいと言い切ってくれる。

それだけで、しんどいと感じている自分を責めなくていいと思えます。

 

しかも津田さんは、「だから我慢しろ」とは言いません。

少しでも楽しめる部分を探せばいい。

それは仕事の中身でも、人間関係でもいい。

苦しい思いも含めて、最後に「楽しい」と思えるところまで行けたらいい。

 

今でも自分の芝居をまだまだ下手だと感じながら、第一線に立ち続けている人の話です。

だから、きれいごとに聞こえないのだと思います。

役と本人が、同じ方向を向いているから

海馬は、遊戯に負けても気持ちまでは負けない。

乾は、データを読まれて追いつめられても、昔のデータで流れを変える。

七海は、毎日の小さながっかりを、大人になることだと話す。

 

どのキャラクターも、負けたり、しんどい思いをしたりしたあとに、どう立つのかを見せてくれます。

食べられなかった20代を通ってきた津田さんの言葉も、同じところを向いています。

役のセリフに説得力があるのは、演じている人が、同じ道を歩いてきたからなのかもしれません。

 

<七海の最期の場面は、アニメ『呪術廻戦』2期の渋谷事変で見ることができます。>

呪術廻戦 渋谷事変 5 Blu-ray
created by Rinker

津田健次郎の名言 まとめ

七海の「後は頼みます」も、海馬の「それが未来となるのだ」も、津田さんの声で聞くと、ずしりと重く響きます。

 

その声の後ろには、食べられなかった20代と、やめなかった芝居があります。

人の目を気にしすぎないこと。

昔の自分に「ブレるな」と声をかけること。

どれも、今まさに迷っている人の背中を押してくれる話ばかりです。

 

しんどくても、遠回りでも、また次の勝負がある。

津田さんの言葉を読んだあとに七海や海馬の声を聞くと、前とは少し違って聞こえるはずです。

 

<あわせて読みたい>

声優・鈴村健一の名言集!銀魂だけじゃない!人気キャラ別セリフ集
今回は、声優・鈴村健一さんの名言を紹介します。明るく軽やかな声とクールで低めの声、そして熱い感情のギャップが魅力です。「銀魂、沖田総悟」「鬼滅の刃、伊黒小芭内」「黒子のバスケ、紫原敦」など、それぞれ全く違う世界観の中で生まれた言葉。この記事...
声優・花澤香菜の名言集!蜜璃・一花・赤血球・撫子、キャラ別セリフ集も!
声優・花澤香菜さんの名言集。甘露寺蜜璃・中野一花・赤血球・千石撫子のセリフと、「人生、役に立たないことってないんだな」など花澤さん本人の言葉を紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました