岡田准一さんは芸能生活30年で、たくさんの経験から発信される名言がたくさんあります。
代表作『SP 警視庁警備部警護課第四係』井上薫と大河ドラマ『軍師官兵衛』黒田官兵衛の名言も併せてみていきましょう。
著者はデビュー当時からのファンで、今もファンクラブに入っています。
そんな私が30年間見続けている岡田准一さんの至極の名言を厳選してみましたので、ぜひご覧ください。
岡田准一の名言
ここでは、岡田さん自身の名言を紹介します。
「辛いことがあるから人は大きくなれるんだと思う」
「どんな仕事でも、どんな使命でも、そこに人を思う心があればその仕事は誰かの心に必ず届く」
24時間テレビで手紙を読んだ34歳の岡田さんは「健さんによって思いを繋がれた沢山の人たちに会う事ができました。
その方々は、様々な境遇、様々な仕事を持った人たち…そして知りました。」のあとに続く言葉です。
とても心に響く言葉ですね。
どんな仕事でも技術や成果だけでなく、人を思う気持ちが最後に誰かの心に届く、そしてその仕事の価値が決まるんだと伝えているんだと思います。
「なんとかなる なんとかする」
”なんとかなる”は消極的なイメージがあって、自分以外の何かによって、きっといつか解決するだろうという言葉ですよね。
それに対して”なんとかする”は積極的なイメージで、自分がとにかく何か行動してみるという言葉です。
この2つの言葉は一緒に使うのは何だか違う感じがしますが、努力で変えることに限界があることには「なんとかなる」と考えること。
自分の努力で変えられるものには、「なんとかする」と精一杯努力をし続けることが大切なんじゃないかと思います。
「努力は最初は報われなくても、2年後3年後10年後 いつか花開くから絶対頑張れよ」
岡田くんから 「自分も同じ境遇だったから(手越くんの気持ちが)よく分かる」 と言われたと手越くんがテレビで話していました。
”努力はいつか報われるから頑張れ”と、とても心強いエールですよね。
王貞治さんも同じように”努力は必ず報われる”と発言しています。
『努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。
努力しても報われなかった、それは努力をしていなかったからではなく、努力とは呼べない域だった』と話しています。
とても深い言葉ですね。
努力と呼べる領域まで頑張っていきたい、頑張っていかなければならないなと思いました。
死ぬ時に自分の名前を5人覚えてくれてたらそれだけで生きてきた価値がある
日頃、面と向かって言えない事を一人ひとり発表しあったときの言葉で、岡田さんは本に書いてある言葉だと言っています。
「その本を読んで、もしかしたら俺ってもう”5人”いるんじゃないかな、僕にとってはメンバーだったりV6っていうのは、大切で大きい存在です」と語っています。
ファンなら他の5人も同じように思っててほしいなと思ってしまう、グッとくる言葉ですね。
岡田さんが言っている本とは、アメリカのベストセラー作家、ミッチ・アルボム氏の「天国の5人」という本だと思います。

「自分のあり方次第で周りの雰囲気が変わります」
「変わるきっかけは、指を自分に向けて、なぜ相手が好ましくない言動をとるのか、自分の日頃の言動やあり方を振り返ることです」と言っています。
”人の振り見て我が振り直せ”という言葉もありますね。
他人の態度で好ましくないと感じたら、自分も他人に対して同じような行動をしていないか省みることが大切なんだなと思います。
「まあいっか、は正しい答えの一つ」
しんどい人は聞いて
まあいっか、は正しい答えの一つそう思った方が良い時もある
大丈夫。あなたの価値は変わらない。しんどい時は休んでね
自分に優しくしてあげて。
今日はお風呂はいったら、ストレッチして、ゆっくり寝てね
朝起きたら切り替えていこう。
応援してる— 岡田准一 / AISTON (@J_OKADA_AISTON) March 4, 2024
とても心に響く優しい言葉だなと感じました。
時々このように呟いているので見てみてください。
岡田准一『SP 警視庁警備部警護課第四係』での名言
SP 岡田准一さんが演じた『井上薫』の名言を紹介します。
「手錠貸してもらっていいですか。」
井上はいつも手錠を持ち歩きません。
SPは要人警護が任務で、逮捕は公安の仕事だと認識していたからです。
ですが特殊な能力のために怪しい人間がわかってしまい、それを放っておけず取り押さえていました。
毎度のことなので、同僚は”またかよ”と思ってますが手錠を貸してあげていて、優しくチームワークの良さが伝わってきます。
また激しいアクションシーンの後でほっこりする場面でもありますね。
「これが俺の仕事だ」
職責という以上にテロを絶対許さないという強い気持ちを感じました。
自分の能力に誇りを持っていることがほんとにカッコいいですね。
「手に触れることのできない大義なんてものに殉じるより、目の前にある温かい肉体を…命を…護るために自分の力を使います。」
「SPの崇高な精神を、命を護る大切さを、私はあなたから教わったんです。」と訴えた井上でしたが、尾形は聞き入れてくれませんでした。
自分をいつも気にかけてくれ、たくさんのことを教えてくれた人が裏切っていたなんて…とてもショックです。
「撃て!撃ってみろ!早く撃て!撃てよ!」
官房長官を官邸まで警護するよう命じられた井上らSP4人でしたが、これは仕組まれており4人を始末するためのものだったのです。
仲間たちが次々とケガをし、井上は自分が尾形の誘いを断ったせいで仲間たちを危険にさらしてしまったと落胆していました。
朝日が昇りはじめ、狙撃手が照準して手をかけたとき振り向いて、にらんだところがカッコ良かったです。
SPの名誉と仲間は命を懸けて護るに値すると思っています。
井上は「わかりません。でもSPの名誉と仲間は命を懸けて護るに値すると思っています。」と答えました。
敵に寝返ったSPはこの言葉を聞いて銃を下すのでした。
自己の信念を正当化して行動する者たちの何が「悪」で何が「正義」なのか、とても考えさせられます。
岡田准一主演大河ドラマ『軍師官兵衛』の名言集‼
ここでは、大河ドラマ本編での黒田官兵衛の名言を紹介します。
「すべては生き残るため」
官兵衛だけでなく、黒田家みんながそう考えていました。
緊迫した時代、常に”生き残る”ことを考えて行動していたのが伝わってきます。
今の時代は何となく生きていますが、この時代の人は本当に心も強いなと思います。
「人は殺せばそれまで。生かしてこそ、使い道があるのでございます」
「#秀吉という男」の回で、秀吉は戦わずして勝つことが一番という信念をもっており、官兵衛と同じ考えだと意気投合していました。
この言葉を聞いた秀吉は、忘れかけた信念を思い出させてくれたと思ったのではないでしょうか。
人を大切にしたことにより、家臣や領民から慕われていた官兵衛の人柄が現れているなと感じました。
官兵衛が息子の長政に言った「夏の火鉢、旱(ひでり)の傘、相口(あいくち)、不相口(ふあいくち)」という言葉があります。
夏の火鉢は用がなく、日照りのときの傘も必要ありません。
でも冬になれば火鉢は役に立ち、雨になれば傘が役立ちます。
人もそれと同じで、今は役に立たなくても別の場面ではとても役立ち、思ってもみない才能を発揮することがあるということです。
”生かしておけばいつか価値のある存在になる”といつも考えて行動していたのは凄いなと思います。
「ケチではない。倹約だ!」
「てる」が暖をとるための炭や、灯りをともす少しの油も貰えなかった話をした際、官兵衛はそれは倹約と言って、金はいざという時に使い、それまで大切に蓄えておくのだと話しました。
でも、ケチとも言いますねと返され、「てる」に言ったセリフです。
他の家臣たちも同じセリフを言っていて、ちょっと笑ってしまいましたが、私もケチと言われるのは嫌ですね(笑)。
官兵衛はこの倹約のおかげで、のちの戦で大金を使い兵を集めることに成功しました。
やはり倹約は大切だとわかります。
いつもは倹約をして、いざという時に惜しまなく使うというのは、私も見習いたいです。
「生きるのです!生きろ!それが生き残った者の務め!
秀吉の中国攻めが開始し、上月城との戦が始まりました。
上月城には官兵衛の妻の姉「りき」が嫁いでいました。
しかし家臣の裏切りにより城主が打ち取られ、自害しようとした「りき」を助けにきた官兵衛のこの一言で我に返ります。
「りき」は自分だけ助かってしまったという思いもあったのかなと思います。
私は震災の番組で「自分だけ助かってしまって…」と言っていた遺族の方を思い出しました。
その方は「助かったものがちゃんと家を守らないと…」と言っていました。
助かったものが家を守ることが、何よりの供養と官兵衛も考えていたのかもしれませんね。
「殿の、ご運が開けたのですぞ」
わんわんとあまりにも大声をあげて泣いている秀吉を慰めようと、官兵衛がつい言ってしまった一言です。
この男はいずれ自分にとって危ない存在になると確信し、かえって彼を警戒したと言われています。
信じて頼りにしていた主君が殺されたのに、聞いた直後に冷静に次を考えられるのは、この時代の人だからでしょうか、それとも天下を取れるくらいの武将だったからでしょうか。ちょっと怖いですよね。
「その時、おまえの左手は何をしておった」
関ヶ原の戦いで手柄を立てた長政が如水(官兵衛)にむかって、「徳川様は我が手を取って、お褒めくださいました」と報告しました。
その長政に如水は、「内府殿がおまえの手を取ったというがそれはどちらの手じゃ」と聞き返しました。
不思議に思いながら、長政が「右手でございますが」と答えると、如水は「その時、おまえの左手は何をしておった」と言ったのです。
長政は思わず絶句しました。
空いているほうの手で家康を刺せば黒田が天下を取ることができたのではないのか、という意味だったからです。
官兵衛がもし早いうちから天下を狙っていたら戦国時代はどうなっていたでしょうか。
それを考えるのも楽しいですね。
まとめ
岡田准一さんの名言をみてきましたがどうだったでしょうか。
以前岡田さんはいろんな本を読んで勉強していると話していました。
役作りのためでもあるでしょうが、本は彼の人生の一部になっているように思います。
また、黒田官兵衛も孫子や中国の兵法書など、たくさんの文献を読んでおり、参考にしていたのだろうと思います。
私もいろんな人の名言を見聞きして、自分の考えに取り入れていきたいです。
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